私の住んでいる地方は、南仏地中海に面した、西半分。Languedoc-Roussillon(ラングドック=ルシヨン)といいます。いや、言いました。

統合前のラングドック=ルシヨン
統合前 Languedoc-Roussillon(Wikipediaより)

というのは、地域圏編成の見直しがあり、今年初めにお隣さんのミディ=ピレネー地方と統合されたのです。そして呼称はLanguedoc-Roussillon-Midi-Pyrénées(ラングドック=ルシヨン=ミディ=ピレネー)に・・・。長っ!そのままだし!でも最終的にこの夏、Occitanie(オクシタニ)に決定しました。

そもそも、その昔この辺りの人たちはOc(オック)語という言語を話していたから、Langue d Oc(ラングドック)地方というらしく、オック語を話す民族や文化はOccitaniaとか、Occitanとか言っていたらしい。そう、化粧品のロクシタン(L’Occitan)もこれが由来ですね、きっと。

で、お隣さんとくっついてOccitanieになりました、なったはず!だが、実際には不安になるほど見かけません、この呼称。それこそテレビや公共の表示でも、至る所でバリバリ現役Languedoc-Roussillonの表記やロゴを見かけるし、ちょうど二週間前に買った車のナンバープレートについていた地域のロゴは、ばっちりLanguedoc-Roussillonでした。

ラングドック・ルシヨンのロゴ

「Occitanie」のあまりの見かけなさに、「まだ変わっていなかったんだっけ?いつから始まるの?」フランス人に聞くと、「もう始まってますけど。」まぁ、別にいいんだけどね。フランスってこんな感じだし。
尚、もっとスペイン寄りの地方の人たちは、自分達はCatalogne(カタラン、カタルーニャ)であってOccitanieではない!といって嫌がっている人もいるとか。

さて、南仏の東半分は、Provence-Alpes-Côte d’Azur(プロヴァンス=アルプ=コートダジュール、これも十分長い)。ラベンダーで有名なプロヴァンス地方や、セレブや富豪が集うカンヌやニース、モナコ公国があって、世界的に有名なリゾート地であり、とっても華やかなイメージです。

統合後のオクシタニ地方
統合後 Occitanie (Wikipediaより)

比較してラングドック=ルシヨン  オクシタニ地方は、わりと地味で雰囲気も質素、というかあまり知られていないスポットがたくさんあります。(私もまだまだ知りませんが)。ローマ帝国時代の遺跡も多く残っており、また中世あたりの歴史好きの人にはたまらないスポットや遺跡が満載。

リチャード一世(獅子心王)
こんな感じの頃

フランスの歴史のイメージといえば、私にとってはもちろんヴェルサイユ宮殿、マリー・アントワネット!のキラキラ優雅なロココ文化であり、それはそれで永遠に大好きなのですが、一方でもっとずっと遡り、十字軍の時代、城塞や修道院、中世の装飾写本に出てきそうな景色を見たり、肖像画もまだ写実的ではなかった頃の人が実際どんなだったのか、など空想するのが大好きなので、そういうところに自分の足で実際に立って空想にふけることができるたまらない土地でもあります。

十字軍の印
十字軍の印

て書いているうちに、塩野七生さんの「十字軍物語」をまた読みたくなってきた!

 

 

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