フランスへの引っ越しが決まって、自分達のことより何より、一番気に病んだのは、犬の長時間フライト@貨物室。

2015年5月生まれのプリュヌ(Prune♀)は、引越し時10ヶ月、体重10kg。愛護団体から引き取って、人慣れはしているけれど、少しの物音でも震え出すウルトラビビリ犬。客室に一緒に連れて入れないものかと、インターネットで色々調べたり、フランス行きのある全航空会社にダメもとで問い合わせたけれど、10kgの犬が客室OKの航空会社はなし。

ある航空会社の電話担当の方によると、”体重というよりも、前の座席の下に入るハードキャリーの中で、犬が立ち上がって回転できる余裕があるということが重要なんです”ということらしい。確かにね、犬のためにはそうですね。プリュヌは体高も体長もしっかりあるほぼ中型犬クラス。とてもそんなスペースで回転はできない。飛行機の作りはどれも大差ないだろうから、航空会社の動物フレンドリーがどうこうではなく、もうこれはどうしようもないこと。
若くて健康とはいえ、日本から直行便で12時間。飛行機のエンジン音や振動に耐えて貨物室のキャリーの中で過ごさせなければいけないのがかわいそうで、犬が客室ダメなら、私を貨物室に入れてくれと本気で思ったのでした…。

キャリーの中の搭乗前の犬
キャリーの中で我慢しているプリュヌ

結局、かかりつけの獣医さんと相談して、安定剤を服用させることに。航空会社は睡眠薬等の薬を服用させないようにというところが多いし、犬の年齢や健康状態によっても違ってくると思うので、これは獣医さんとよく相談の上、飼い主の判断と責任です。
今回の薬の場合は、フラフラとした感じになり完全に眠ってしまう訳ではないので、航空機内でも危険が低いこと、避妊手術の時にも同じ成分のものを麻酔の導入剤として使って問題なかったこと、健康診断も済ませ、心臓に問題もないこと、などを踏まえて最終的には安定剤を飲ませることに。薬が効く時間は48時間とのことで、到着までに切れてしまう心配もなし。真摯に相談に乗ってくれた頼もしい獣医さんに大感謝しながら、薬が効いて少しでも怖い思いをしないことを願うばかり。

ここ数週間のバタバタで、しっかりと異変を感じ取っていたプリュヌは、メンタルをやられてお腹を壊す。犬は本当に敏感です。出発当日、獣医さんのところに駆け込みお腹の薬も出してもらう…(最終日まで本当にお世話になりました)。
フライトは羽田の夜便。獣医さんの指示通り、家を出る少し前に安定剤を飲ませ、バリケン(キャリー)に入れて予約していたワゴンタクシーに乗り込む。もう既に怯えてバリケンの奥で丸まって目をバッチリ開けたままなので、薬が効いているのかいないのかよくわからず。

羽田空港のチェックインカウンターで
羽田空港のチェックインカウンターで

羽田空港に到着し、動物検疫所に直行。一ヶ月程前に動物検疫所のNACCSというシステムで輸出検査の申請手続きをしてあり、当日の健康チェックもメールで予約済み。
ちなみに動物輸出に必要な書類は状況によって違います。プリュヌの場合は日本を出国後戻ってくる予定はないので、この場合は狂犬病の抗体検査結果証明が必要なし(再入国する場合は必須)。そのほかは、マイクロチップ装着証明書、狂犬病ワクチン証明、EU圏内に入国する場合の指定の用紙。この用紙への記入は、事前に申請済みのNACCSの情報を元に検疫所の方が事前に作成して下さった。自分で書くものと思っていたので一安心。
検疫所に到着後、キャリーから本犬を出し、ボディタッチや心音チェックなど。簡単な質問があった後、輸出検疫証明書をもらう。待ち時間もなく、15分位で終わったと思う。検疫所の方がメールのやり取りからとても親切で、飼い主の不安な気持ちをよくわかって下さり、至れり尽せりだったので本当に感謝です。これから動物を連れて海外に行かれる方、安心して事前に問い合わせなどされたらいいと思います。
さていよいよ航空会社のカウンターへ行き搭乗手続きへ。 バリケンに水のボトルを取り付けていたのを、取ってくださいと言われる・・・。えーフライト中お水も飲めないの??別の航空会社は確かお水OKだったような。聞き分けるしかないので、プリュヌに謝りながらボトルを外す。ほかの荷物を預け終わり、しばしお別れ。フランスで無事に再会しようね!!

つづく

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